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ハモンイベリコ JAMON IBERICO


ハモンイベリコはどんぐりを食べさせたイベリコ豚(黒豚)を使い、熟練した製法と長期熟成により作り上げられた薫り高い最高級の生ハムです。


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スペインでは、生ハムが年間3000万本以上も生産されています。しかしながら、ハモンイベリコの最高級品とも言われるベジョータは、わずかに66.8万本、生ハム生産量のわずか2.2% にすぎない量です。

生産の工程は主に<塩漬け、洗浄、寝かし、乾燥地下室での熟成>の4つに分けられます。 乾燥と熟成を完全に自然に任せている ことは、「ハモンイベリコ」は熟練された職人で無ければ管理が出来ないということになります。

主に800メートル以上の高地で管理され、2年以上じっくりと熟成され、出荷される最高級生ハムです。

脂肪分は、59%という高い割合でオレイン酸を含有しているという点で脂肪の組成上はオリーブオイルに非常によく似ています。

ハムが乾燥され熟成されている間に、飽和脂肪酸よりも低い温度で溶ける脂肪に変化していきます。 実際に口の中で簡単にとけ、独自の香りが広がります。 放牧による運動量がより高密度の筋肉繊維をつくり、密度の濃い脂分を保有して、密度の高い香気を放ちます。

これらのことが、ハモンイベリコを他に比類のない希少な食品にしているのです。

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ハモンイベリコのグレード分け

  • Bellota ベジョータ
    初期飼育で生体重量を100kgぐらいまで飼育した後、10月から放牧。ドングリの実でさらに50%の増体がなされたイベリコ豚のモモ肉を原料にして製造。脂肪交雑がみられ、まさにとろけるような食感と評される。オレイン酸を多量に含み、その他のビタミン類も含む。最高級生ハム。

  • Recebo レセボ
    初期飼育で生体重量を100kgぐらいまで飼育。放牧中どんぐりの実で50%の増体が出来なかったイベリコ豚に対して穀物等の飼料を与え、出荷重量まで飼育されたモモ肉を原料として製造されたもの。ベジョータに近い高品質のハムとされる。

  • Pienso ピエンソ
    イベリコ豚ではあるが、特別な飼育はせず、白豚同様の飼料を与えて出荷重量まで飼育したモモ肉を原料として製造されたもの。

 

イベリコ豚

ハモンイベリコの原料になる豚は、イベリコ豚と呼ばれます。
特別な飼育法で育てられるのですが、なんと言っても特徴は放牧です。
豚で放牧?と思われるかもしれませんが、スペインのイベリア半島沿いのコルク樫の原生林に放されます。面積はスペインの国土の4.5%を占めます。

1頭のイベリコ豚には1トン以上のドングリと、2〜3ヘクタールのコルク樫の森が必要です。
自然の中を自由に動き回りオレイン酸を豊富に含むドングリや草や草の根を食べることで10月から3月にかけての半年間で体重を90キロも増やします。

こうやって育まれたイベリコ豚には他の豚にない様々な成分を含むようになります。
オレイン酸はもとより、ビタミンB群、ビタミンE、抗酸化物質を豊富に含むようになります。このことは、栄養学の観点からも近年研究をされています。

イベリコと呼ばれる豚は、イベリア半島原産種の子孫と考えられています。一般的には皮膚の色と硬い毛質によって区別されます。
黒い脚と爪をもつ傾向があり、「黒脚の豚」と表現されますが、必ずしも正確ではありません。一部のイベリコ豚は異なる色をした脚をもっていますし、非イベリコ種豚の中にも黒い脚と毛を持つものもいます。

イベリコ豚の他とは明らかに異なる特徴としては、「筋肉組織内に脂肪を浸透させる力」が上げられます。この類まれなる特徴が、生ハムの品質を高めるきわめて重要な要素となります。
体内の肉や脂肪に高い濃度でオレイン酸、ビタミンB群、E、抗酸化物質を蓄積できることから、脚のついたオリーブともいわれます。

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イベリコ豚の飼育

イベリコ豚は、「デエサ」として知られる森林地帯(古代地中海沿岸の森林の生態系がそのまま残る地帯)で育ちます。
イベリコ豚の飼育は、3段階に分けられます。
  • 第1段階
    哺乳期間:誕生から2ヶ月までミルク食


  • 第2段階
    予備飼育:離乳から80〜110kgまで
    5〜6ヘクタールの樫やコルク樫の森で太らせず、運動をさせて、骨を強化する。
    天然穀物飼料、牧草、種子、草の根を自由に食べる。
    飼料はコントロールし、余分に与えない。


  • 第3段階
    肥育期間:モンタネーラと呼ばれる放牧期間。体重150〜180kgまで
    一般的には10月〜2月、または3月まで続きますが、この間豚は土を鼻で掘り返してどんぐり、牧草、球根植物、植物の根を食べ、十分に運動をします。
    一日平均約8kgのどんぐりを食べることにより1s太ります
    3ヶ月間で体重は90kg以上増加。
    (1本に約25〜30sのどんぐりの実をつける樹齢30〜50年の樫の木が、1頭あたり25〜30本必要。木の密集度にもよるが、1頭あたり1〜2.5ヘクタールの森が必要)

    モンタネーラ後、放牧前よりも50%以上体重を増やした豚は、「デ ベジョ-タ」(どんぐり育ち)といわれ、非常に希少価値が高く、モンタネーラ直後に屠殺されます。
    一方、モンタネーラ後に一定の体重に達しなかった豚は、引き続き開放的な条件の中で自然餌を加えた人口飼料が与えられ、後に屠殺されますが、「レセボ」、「セボ」と分けられます。

ハモンイベリコの加工過程

塩漬け、乾燥、熟成、という段階で作り上げられます。
ハモンイベリコを作るプロセスで一番重要ともいえるのが、乾燥と熟成を自然に任せている点であり、このことがハモンイベリコが完全に職人による産物であることを意味しています。
  • 塩漬け
    ミネラルが豊富な海水から作られる粗塩を使用し、モモ肉1kgあたり1日の塩漬けをします。この工程により、脱水を早め、殺菌・防腐効果を高めます。

  • 乾燥
    冬季、または早春に2ヶ月かけて乾燥させます。
    緩やかな温度の上昇を利用し、まず、表面の乾燥をします。

  • 第1熟成約12ヶ月
    四方に窓のある風通しの良い自然乾燥室で穏やかな発刊と脱水を促します。

  • 第2熟成約10ヶ月
    風通しの良い、日当たりの良い部屋で方向、風味、まろやかさを引き出します。
    また、どんぐりの脂肪分がハムに広がり浸透します。
    この肯定の最終段階で約33%重量が減ります。

  • 第3熟成約6〜8ヶ月
    地下熟成室(ボデーガ)で、室温12度、湿度70%に保たれ、さらに熟成させる。

ハモン・イベリコ輸出協会

スペイン ハモンイベリコ輸出協会では、その豚がどこで生まれ、どのように飼育されたかによって、2つのカテゴリーを定義し、品質スタンプでそれらを保障しています。
  • 第1のカテゴリー
    保障ラベル:ハモンイベリコ デ ベジョ-タ
    最低75%の純粋イベリア種黒豚の血を受け継ぎ、モンタネーラの期間中、どんぐりだけで育った豚から作られたハモン(後脚で作ったハム(ハモン)と肩肉ハム(パレタ)が対象。

  • 第2のカテゴリー
    保障ラベル:ハモン イベリコ
    ベジョータ以外のイベリコ豚から作られたハモンと肩肉ハムが対象。

ハモンイベリコの栄養

  • 不飽和脂肪酸を多く含む
  • オレイン酸を多く含む
  • 鉄・亜鉛・マグネシウムを含む
  • タンパク質・ビタミンB群・Eが豊富


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